モンスターハンター4で、会心率とダメージの関係についてです。
モンスターハンターでは、武器ごとに「会心率」という数字が設定されています。
大くの武器は会心率0%なので関係ないのですが、ときどき会心率が設定されている武器があり、なかにはマイナスの値が設定されているものもあります。
この会心率というものは、いわゆるクリティカルヒットの発生確率のことです。
クリティカルというのは、攻撃時に確率で発生し、発生すると攻撃時に赤いエフェクトが発生し、ダメージに1.25倍の補正がかかります。
また逆に、会心の発生確率がマイナスになっている場合はマイナス会心が発生する可能性があり、マイナス会心が発生すると攻撃時に青いエフェクトがあり、ダメージに0.75倍の補正がかかります。
なお、この会心率の補正というのは「物理ダメージ」のみに発生するもので、属性値には関係がありません。
会心率を含んだ攻撃力の期待値は、以下の計算式で計算できます。
攻撃力× (1 + 0.25×(会心率/100))
大剣の「THEアポカリプス」という武器を例にあげると、この武器は攻撃力が物理768、属性龍250という武器ですが、会心率が65%です。
この武器は65%の確率で会心が発生するので、実際のダメージの期待値は
768 × ( 1+ 0.25 × 0.65 ) = 892.8
となるので、実際のところ、会心率なしの物理攻撃892程度の攻撃力があると考えることができます。
※しかし、実際は会心率の倍率に、スキルやネコ飯、アイテムなどの補正が加わるので、単純比較はできない。
マイナス会心の場合も同様に計算でき、例えばマイナス会心-15%の「ティガノアギト」の場合、攻撃力672でマイナス会心が-15%あるので、
672 × ( 1+ 0.25 × – 0.15 ) = 646.8
ということで、実際のところ攻撃力646程度の期待値ということができます。
狂竜症を克服することで上昇する会心率
モンスターハンター4では、狂竜ウイルスに感染した後、狂竜症の発症前に攻撃をして狂竜ウイルスを克服することで、一定時間会心率が上昇した「狂撃化」状態になります。
この状態では会心率が15%アップします。会心率アップの効果の持続時間は、45秒ほどです。(会心率が15%アップするということは、実質的には与えるダメージが3~4%程度アップするということです。)
なお、この狂撃化時の会心率をアップできるスキルに「無我の境地」というスキルがあり、このスキルがあると狂竜症を克服したときに上昇する会心率が30%に上昇します。
会心率がアップするスキル
モンスターハンター4では、会心率がアップするスキルとして、以下のスキルがあります。
スキル系統 | pt | 発動スキル | 効果 | 倍率 |
---|---|---|---|---|
達人 | 10 | 見切り+1 | 会心率が10%アップする。 | 2.5% |
15 | 見切り+2 | 会心率が15%アップする。 | 3.75% | |
20 | 見切り+3 | 会心率が20%アップする。 | 5% | |
30 | 見切りマスター | 会心率が30%アップする。 | 7.5% | |
抜刀会心 | 10 | 抜刀術【技】 | 武器出し攻撃の会心率+100% | 25% |
本気 | 10 | 力の解放+1 | 大型モンスターに発見されてから5分経過か、被ダメージ150で発動し、発動すると90秒間の間会心率+30%、スタミナ消費が半分になる。 | 7.5% |
15 | 力の解放+2 | 大型モンスターに発見されてから5分経過か、被ダメージ150で発動し、発動すると90秒間の間会心率+50%、スタミナ消費が1/4になる | 12.5% | |
闘魂 | 10 | 挑戦者+1 | 大型モンスターの怒りに反応して能力が上がる。3秒後に攻撃力が10、会心率が10%上がる。 | 2.5% |
15 | 挑戦者+2 | 大型モンスターの怒りに反応して能力がさらに上がる。3秒後に攻撃力が25、会心率が20%上がる。 | 5% |